ごあいさつ
皆様、はじめまして。
法律事務所の事務員として通算20年勤務しているヤマダスミレと申します。
私は、2003年に初めて大阪の法律事務所に就職し、法律事務所間での転職を2回経験し、現在に至ります。
このサイトでお伝えしたいこと
このサイトは、私が20年の勤務経験から得た、法律事務所でタフに賢く生き抜くための方法をご紹介するサイトです。
法律事務所は離職率の高い職場です。
しかし、少しのコツや勇気で働きやすい環境になることを知って欲しいとの思いから、このサイトを立ち上げました。
法律事務所で働く人の悩み
この20年の間には、様々な悩みがありました。
専門的な法律事務のスキルや知識に関する悩みは、専門書や書式集で学び、先輩事務員や弁護士・裁判所書記官に教わって解決することができました。
しかし、より深かったのは主に人間関係に関する悩みです。
これは私だけの話ではなく、20年の間の同僚や他の事務所の知人も皆、口を揃えて言うことです。
誰も答えを教えてくれない
法律事務所で働いていると、様々な立場の様々なタイプの人達と深く関わる機会が多いです。
事務所の中の人間関係では、所長弁護士やアソシエイト弁護士、先輩事務員や後輩事務員、弁護士の配偶者。
事務所の外の人間関係では、裁判所職員、依頼者や事件関係者、共同受任している他の事務所の方々、司法修習生やインターン生。
また、業界内にいは個性的な人が多いですよね。
紛争を扱う場所だけに感情的なやり取りが多いなど、この業界特有の特殊性もあります。
こういった人間関係の悩みには、誰も確たる答えを教えてくれませんでした。
私が試行錯誤して得たヒントをご紹介します!
私の場合は、まさに暗中模索で、自力でひとつずつ乗り越えるしかありませんでした。
お陰様で、精神力はかなりタフになったと自負しています。
しかし、同じような人間関係の悩みを抱える人達が同じように暗中模索をする必要性はありません。
なぜなら、既に私が経験して、試行錯誤しながら一定の成果があったヒントがあるからです。
タフな法律事務職員になればもっと働きやすい
あまり周囲と軋轢を生まずに済むなら、誰でもそうしたいですよね。
ご紹介する方法の中には、できるだけ波風を立てないコミュニケーションのコツもお伝えしています。
しかし、時には自分の意志をはっきり伝えるようなタフさが求められるものもあります。
場合によってはそういうタフさが必要なのも法律事務所という職場であり、少しの勇気を出すことで、もっと働きやすくなることがあることを知って欲しいのです。
最後に
スキルや知識の豊富な能力ある事務員が、人間関係に悩んでこの業界を去っていく姿を、これまで何度も見てきました。
少しでもそういう人を減らせることが私の願いです。
ご紹介する方法は、あくまで私の経験則からのヒントではあります。
ですが、私の経験が法律事務所で働く事務員の皆様の一助になれば、同じ業界で苦労してきた者として、これ以上の喜びはありません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。